進撃 新刊プレビュー ― 2014/01/09 15:12
1月12日のインテ発行。コピ本『果ての楽園』冒頭です。
短い話なので、ほんとーに冒頭のみですみません。
エレリです。
「……エレンよ。準備はいいな?」
『はい。何時でもどうぞ。今日も喉の調子は絶好調です』
「なら、始める」
『了解です』
巨人化したエレンと会話ができるようになったのは、エレンが座標としての能力を開花させてからだ。
会話と言っても思念が通じ合うだけだし、リヴァイ以外には聞こえないらしい。愛だねぇと、エルヴィンにはしみじみと感動されてしまった。
リヴァイが右腕を高く上げると、背後で隊列を作っている兵士達の視線が集まってくるのが解かる。
既に幾度となく決行されてきた慣れた作戦の一つではあるが、巨人と戦う恐怖は簡単に拭いきれるものでもない。
『………………!!!!!!』
壁から飛び降りながらエレンが咆哮を放つ。
頭が壊れそうな狂音も、巨人を殲滅できると思えば耐えられもする。頭の上で待つ兵士達の誰一人として耳を押さえる者もいないはずだ。
エレンの雄叫びで、ふらふらと目的もなく彷徨っていた巨人達が全力で駆け寄ってくる。リヴァイはエレンの肩の上で振動を感じながらも冷静に周囲を見回した。
「三時の方向。十五メートル級」
『了解』
エレンが巨人化しても衰えぬ、どころか鋭さを増した眼差しでリヴァイが告げた巨人を睨み付けた。
巨人しか感知しないはずの座標指示を確かに理解したリヴァイは深く眉根を寄せる。
それだけエレンと繋がっているだけであって、リヴァイが巨人でないのは明白なのだが、何時も何処かが居た堪れなかった。
自分が化け物だと言う自覚があるからだろう。
「兵士長!」
痺れを切らしたようなミカサ・アッカーマンの声が壁の上から届く。
エレンが不機嫌丸出しにミカサを振り返ったが、リヴァイを『ちび』と呼ばないだけ随分マシになった。
「行け。距離を測り違えるなよ!」
「……誰に言っている?」
にぃと口の端を吊り上げたミカサは、好戦的な風情で壁から飛び降りる。
「ミカサ! 本当にもう……」
ミカサの立体起動ベルトを掴みそこなったアルミン・アルレルトが、腰に手をあてて深々と溜息をついた。
「俺がフォローにつく!」
「宜しくねー」
そんなアルミンの横からジャン・キルシュタインが壁を蹴って飛び出して行った。
立体起動を鮮やかに使いこなす男がミカサのフォローをするようになって久しい。
誰が見てもミカサに惚れ抜いていると解るジャンの態度は、無償愛情のそれ。
十五の年でなかなか他人へ与えられる物でもなかった。
「……実際あいつらはどうなんだ?」
『以前よりミカサの態度も軟化しましたよ。良い事です。ジャンは本当一途だし、頭も良いし、アルミンほどじゃないけど、指揮能力も保持していますからね……俺としてはミカサを任せても安心ですよ』
「言うようになったよね、エレン。恋人がいる男の余裕って奴?」
そんな感じ。
エレンはリヴァイにめろめろなので、エレリの場合は、ジャンミカサ推奨。
最近は、エルヴィンアニ(何故!)にもちょっと目覚め中。
水晶化したアニの前で、毒を吐き続ける真っ黒エルヴィン。
耐え切れなくなって、出てきたアニを無理やり!
そして凌辱の日々の中、エルヴィンの父性に狂わされたアニが奴隷化。
そんなアニを愛でるエルヴィン。
……病み過ぎだ・汗。
短い話なので、ほんとーに冒頭のみですみません。
エレリです。
「……エレンよ。準備はいいな?」
『はい。何時でもどうぞ。今日も喉の調子は絶好調です』
「なら、始める」
『了解です』
巨人化したエレンと会話ができるようになったのは、エレンが座標としての能力を開花させてからだ。
会話と言っても思念が通じ合うだけだし、リヴァイ以外には聞こえないらしい。愛だねぇと、エルヴィンにはしみじみと感動されてしまった。
リヴァイが右腕を高く上げると、背後で隊列を作っている兵士達の視線が集まってくるのが解かる。
既に幾度となく決行されてきた慣れた作戦の一つではあるが、巨人と戦う恐怖は簡単に拭いきれるものでもない。
『………………!!!!!!』
壁から飛び降りながらエレンが咆哮を放つ。
頭が壊れそうな狂音も、巨人を殲滅できると思えば耐えられもする。頭の上で待つ兵士達の誰一人として耳を押さえる者もいないはずだ。
エレンの雄叫びで、ふらふらと目的もなく彷徨っていた巨人達が全力で駆け寄ってくる。リヴァイはエレンの肩の上で振動を感じながらも冷静に周囲を見回した。
「三時の方向。十五メートル級」
『了解』
エレンが巨人化しても衰えぬ、どころか鋭さを増した眼差しでリヴァイが告げた巨人を睨み付けた。
巨人しか感知しないはずの座標指示を確かに理解したリヴァイは深く眉根を寄せる。
それだけエレンと繋がっているだけであって、リヴァイが巨人でないのは明白なのだが、何時も何処かが居た堪れなかった。
自分が化け物だと言う自覚があるからだろう。
「兵士長!」
痺れを切らしたようなミカサ・アッカーマンの声が壁の上から届く。
エレンが不機嫌丸出しにミカサを振り返ったが、リヴァイを『ちび』と呼ばないだけ随分マシになった。
「行け。距離を測り違えるなよ!」
「……誰に言っている?」
にぃと口の端を吊り上げたミカサは、好戦的な風情で壁から飛び降りる。
「ミカサ! 本当にもう……」
ミカサの立体起動ベルトを掴みそこなったアルミン・アルレルトが、腰に手をあてて深々と溜息をついた。
「俺がフォローにつく!」
「宜しくねー」
そんなアルミンの横からジャン・キルシュタインが壁を蹴って飛び出して行った。
立体起動を鮮やかに使いこなす男がミカサのフォローをするようになって久しい。
誰が見てもミカサに惚れ抜いていると解るジャンの態度は、無償愛情のそれ。
十五の年でなかなか他人へ与えられる物でもなかった。
「……実際あいつらはどうなんだ?」
『以前よりミカサの態度も軟化しましたよ。良い事です。ジャンは本当一途だし、頭も良いし、アルミンほどじゃないけど、指揮能力も保持していますからね……俺としてはミカサを任せても安心ですよ』
「言うようになったよね、エレン。恋人がいる男の余裕って奴?」
そんな感じ。
エレンはリヴァイにめろめろなので、エレリの場合は、ジャンミカサ推奨。
最近は、エルヴィンアニ(何故!)にもちょっと目覚め中。
水晶化したアニの前で、毒を吐き続ける真っ黒エルヴィン。
耐え切れなくなって、出てきたアニを無理やり!
そして凌辱の日々の中、エルヴィンの父性に狂わされたアニが奴隷化。
そんなアニを愛でるエルヴィン。
……病み過ぎだ・汗。
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